2022年ドラフト4位指名で読売ジャイアンツに入団した門脇誠選手っていい選手ですよね。
入団1年目シーズンで、長年ジャイアンツのショートを守っていた坂本勇人選手からそのポジションを奪って、シーズン終盤はショートのレギュラーに定着しました。
私が思うに門脇誠選手の魅力は、2つあります。
- 1級品な守備
- ケガをしない強い身体
セカンド、サード、ショートのどこを守っても門脇誠選手はめちゃくちゃ上手いんです!いずれゴールデングラブ賞を獲得すること間違いなしと言われています。
門脇誠選手の強すぎる身体は、あまりにも凄すぎるので原監督(当時)から「ストロング門脇」の異名をつけられた程ですw
私が今回注目したのは、そんな門脇誠選手の父親:寿光さんについてです。
調べていったら上記に挙げてた門脇誠選手の2つの魅力を得るのには、父親の存在が必要不可欠でした。
一体どういうことなのか?説明するのと同時に、門脇誠選手の父親がどんな人物像でどんな息子とのエピソードがあったのか紹介していきます。
そして、青春時代に野球に明け暮れた私の立場から、子供が野球を始めた後で父親はどう応援していくのがいいだろうか、ということについても考えを述べてみたいと思います。
門脇誠の1級品の守備は父親がほめて伸ばした
【父の日】巨人・門脇誠 よく怒られた小、中学校時代…でも、離れて改めて感じたありがたさ : スポーツ報知 (hochi.news)
門脇誠選手は、幼いころから野球に打ち込んでいました。そののめり込みようときたら相当なもので、
保育園が終わるといつも公園に直行して、ノックで遊んでいました。街灯の下、短い距離から弱い打球を転がしてやるんです。
巨人期待のルーキー・門脇誠を男手ひとつで育てた父が語る「子育てとは“水たまり”をどう越えるか」 | 文春オンライン (bunshun.jp)
この文書を読んで、私が1番に感じたのは「いやいやありえんよ!」って思いましたねw
うちの子どもたちは今まさに保育園に通っている年齢なんですが、その後に公園に直行してノックで遊ぶだなんて考えられなんですねw
まず公園に直行できるほどの元気がないですねwうちの子は保育園が終わったら家に帰って、ご飯を食べないと元気もでないし不機嫌ですw
んで街灯の下ってことは、夜の7時とかそんくらいになってもノックしてますよね?
保育園が終わって夕方5時くらいからノックが始まったとしましょう。そっから夜の7時まで2時間。うちの子だったら余裕で飽きてますねw
どんなに好きなアンパンマンとかドラえもんのおもちゃやTVもそんなに長いこと見てられないですもん。
でも、保育園児の門脇誠選手はやれたんです!ってことはそれだけ楽しくて野球に夢中になっていたんですね。
父親の寿光さん曰く、その頃から守備のセンスは抜群で
「この子の守備は1級品やな」と直感しました。
巨人期待のルーキー・門脇誠を男手ひとつで育てた父が語る「子育てとは“水たまり”をどう越えるか」 | 文春オンライン (bunshun.jp)
だから、ノックをしている時は「上手いな~、ナイスキャッチ、ナイスボール」って感じとにかく褒めまくっていたそうです。
これが1級品と言われている門脇誠選手の守備の根底にあるエピソードです。
磨き上げられて守備の模様は下記の動画を見ればわかります!
上手すぎですよね!!見てて気持ちが良い最高の動画ですよ!
「身体を大きくしたいからご飯作って」息子の願いを叶えるため仕事を辞めて上京
【ドラフト】巨人4位門脇誠、父と二人三脚でつかんだ憧れの舞台 ファンに愛される選手目指す - アマ野球写真ニュース : 日刊スポーツ (nikkansports.com)
門脇誠選手の強い身体の訳にはこんなエピソードがありました。
門脇誠選手の地元は奈良県なんですが、高校は親元を離れて東京にある創価高校に進学し寮生活をしていました。
そこで自分に足りないものを見つけたのです。それは「大きくて強い身体」。
寮生活(各高校の寮によるとは思いますが...)のため、食事は決まった量しか出してもらえないし、夜出かけて何か追加で食事するにしても門限等の理由から身体つくりは厳しい状況にありました。
そこで門脇誠選手は、父親に相談したんです。
「プロに行くためにもっと身体を大きくしたい。こっちでご飯をつくってほしい」と連絡を受けた。「それって本気?」と尋ねると、17歳の息子は「本気」とうなずいた。
「俺も子育てに本気になるしかない」。願いに応えるべく、門脇が高校3年の8月に仕事を辞め、9月から東京・八王子へ。寮生活を終えた息子と、一緒に暮らし始めた
【ドラフト】巨人4位門脇誠、父と二人三脚でつかんだ憧れの舞台 ファンに愛される選手目指す - アマ野球 : 日刊スポーツ (nikkansports.com)
凄くないですか??息子にご飯作るために仕事辞めれちゃうんですよ!カッコいいな~って思っちゃいました。
なぜこんなにも、常人ではマネのできないような行動ができるのかと言うと、父親の寿光さんにはこんな思いがありました。
「こんなに可能性のある子どもたちを手放したくはない。やりたいことをやらせてあげたい」
【ドラフト】巨人4位門脇誠、父と二人三脚でつかんだ憧れの舞台 ファンに愛される選手目指す - アマ野球 : 日刊スポーツ (nikkansports.com)
私も子を持つ親としてめちゃくちゃ同意です。しかし、その思いのように自分が行動できているかと言ったら微妙なところですねw
やろうとしてもなかなかできることじゃないと思うんですよね。
自分の置かれている状況とかを考えると、子どものやりたいことやらせてあげたいけど...我慢させちゃったりしてると思います。
だから、寿光さんのような親父っぷりは尊敬しますし自分もそうなりたいなと思いましたね。
父親に食事を作ってもらった門脇誠選手の身体は、みるみる成長していき現在のストロング門脇ボディになったわけなんです。
門脇誠の父親は野球が嫌い!?
下記の話はこのインタビュー動画で紹介しています。
プロ野球選手を育てた父なんだから、さぞかし野球が好きな父親なんだろうなと想像しますよね?
実際は門脇誠選手の父親の寿光さんは、小学3年生から野球をやっていましたが…5年生の時に野球が嫌いになって辞めてしまいました。
辞めた理由は、3つあって
- 筋トレが嫌いだった。
- ケツバットが嫌だった。
- フライが取れなかった。
筋トレが嫌いってのは説明不要ですよね?シンプルに地味な筋トレが嫌いだったんです。
んでケツバットの件ですが、あくまで昔の話ですよw
今だったらとんでもない話なんですがw
昔は悪いプレーをしたらケツバットが当たり前だったんです。
ケツバットってのは、読んで字の如くバットでお尻を引っぱたくんです。
大晦日にやってた「笑ってはいけないシリーズ」の罰ですよ!
引っぱたかれたダウンタウンさんとかの反応を見ればわかるように、あれめっちゃ痛いんですよ。
私も経験者なんでわかりますw
そんな痛い思いを、寿光さんはしょっちゅうやられていたようです。そりゃ〜嫌いになりますわな…
次のフライが取れないってのは、上空に上がったボールがどこに落ちのかがわからないんです。
これが初心者だと意外と難しい。
少年野球とか見てると面白いんですよ!野球を始めて間もない子がフライを取ったら、監督、コーチは「おぉ〜」って喜んでくれるんです。
そんくらい難しいんですよ。
そういう理由から寿光さんは、「野球が面白いイメージが全く無かった」、野球が嫌いだったんです。
ではなぜ息子が、野球を始めたのか謎ですよね?
それは野球は、小学5年生の時に辞めたんですがスポーツはバトミントンやソフトテニス等しており、色んなスポーツを経験したことによって、球技のコツを掴んで大人になってやった草野球ではそこそこ動けたそうです。
そのことがきっかけで野球が嫌いでなくなったんです!!そんなことってあるんですね!ってか草野球をよくやろうと思ってくれましたよ!普通、いい思い出のない野球をやろうなんて思わないでしょ。
そっから阪神のキャンプの高知に行ったり甲子園に観戦しに行ったりとなり、その影響で息子の門脇誠選手も野球に興味を持つようになるという流れになったんです。
私は、寿光さんを草野球に誘ってあげた名もなき登場人物に本当に感謝したいと思いますよw
だって、その人が居なかったらジャイアンツの門脇誠選手は、誕生していなかったかもしれませんからね。
門脇家には父親が2人居る?保育園生の門脇誠の証言
[写真](2ページ目)巨人期待のルーキー・門脇誠を男手ひとつで育てた父が語る「子育てとは“水たまり”をどう越えるか」 | 文春オンライン (bunshun.jp)
門脇誠選手が3歳のときに両親が離婚して、父子家庭で育ちました。
そんな環境で育ったせいか4歳は5歳くらいのときに、
「うちにはパパが2人いる」っていう表現をしていたらしいんですよ。「あそんでくれるパパとご飯を作ってくれるパパと」って。
【巨人】門脇誠の父寿光さん、猛打&1号に感激 3歳から男手一つ「365日あっという間でした」 : スポーツ報知 (hochi.news)
なんか深い言葉な感じがしませんか?
母親と父親がいる家庭だったら、子どもの躾のアメとムチはそれぞれの役割でやっていきますよね?
例えば父親がしかったなら、母親がフォローするみたいな感じで。
しかし、シングルの家庭はそれができません。だから、寿光さんは1人2役しなくてはいけなかったんです。しかる父親とフォローする父親。
そんな父親のことを幼い頃の門脇誠選手は、パパが2人と表現したようです。
だから寿光さんの教育論のなかには、しかってもいいけど自らちゃんとフォローしなさいよってのがあります。
この言葉、私には刺さりましたね~めっちゃ沁みましたww 今の私は、しかることはするけどフォローが足りない...その結果子どもたちは、「ママ!ママ!」となっていますww
このままではマズいので、今回学んだ「フォローをすること」を忘れずにしていきます!!
ということで今後の子育ての方針も示してくれた門脇誠選手と父親の記事でしたww
今回の記事を作成していた中で色々調べていけばいくほど、父親の寿光さんのファンになっちゃいましたね。
教育論といい、行動力といい、本当に尊敬できる人なんです!!
今後とも門脇親子の活躍から目が離せませんね。