年始の名物番組と言えば、箱根駅伝ですよね。
私の実家も無条件で、チャンネルが箱根駅伝にあってますw
それだけ世間の注目を浴びる大イベントのさらに注目される部分と言えば、山の神ですよね。
2025年の山の神は誰になるのかは、非常に興味深い話だと思います。
そこで今回は、新山の神候補とされている選手を5名選出しましたので、紹介していきます。
さらに、そもそも山の神になるための条件はあるのかどうかについても、お伝えします。
新山の神候選手5選!
新山の神候補を5人選出しました。
参考記録として、各選手の5,000M、10,000Mの自己記録を表記します。
5,000Mの世界記録は、ウガンダのジョシュア・チェプテゲイ選手が出した12分35秒36です。
10,000の世界記録は、ウガンダのジョシュア・チェプテゲイ選手が出した26分11秒00です。
5,000Mも10,000Mも同じ選手が、世界記録保持者なんですね。
明らかにこの選手は、この距離に特化した選手なので、毛色は違いますが、あくまでも各選手のタイムの参考になればと。
青山学院大学 若林宏樹
【箱根駅伝往路】青学大1年若林宏樹「若の神」称号 来年「山の神」目指す - 陸上写真ニュース : 日刊スポーツ
まず紹介する新山の神候補者は、青山学院大学の若林宏樹選手です。
若林選手は、過去の記録はこのようになってます。
- 5,000Mの自己記録:13分41秒32
- 10,000Mの自己記録:28分25秒71
- 2022年の箱根駅伝で5区(山区間)を走り、70分46秒で区間3位
- 2024年の箱根駅伝で5区(山区間)を走り、69分32秒で区間2位
実績充分なのが、2回も箱根駅伝の5区を走ってることからわかりますよね。
区間3位と2位なので、記録もしっかり残してます。
特殊な区間を走ったことが、あるっていうのは間違くなくアドバンテージになると予想できます。
さらにこの選手は、山区間にかける思いは、人一倍強いです。
過去のインタビューで若林選手はこのように発言してます。
若林選手が青山学院大学に入学したのは2021年。当初から「山の神と言われるような選手になりたい」と語った
【箱根駅伝】無念の欠場を経て…青山学院大・若林宏樹を支えた言葉(日テレNEWS NNN) - Yahoo!ニュース9b9f0a19e180f584b6fefcc8b5fbe673e8c5e1cf
過去2回走った、5区の山区間。
どちらも素晴らしい記録は残してますが、区間賞は未だに受賞していません。
2025年こそ、悲願達成が起きそうです!
駒沢大学 山川拓馬
駒大2年生・山川拓馬がエース区間を快走!「田澤さんの記録まで行きたかった」/出雲駅伝 | 月陸Online|月刊陸上競技
次は、駒沢大学の山川拓馬選手です。
山川選手の過去記録は、こちらです。
- 5,000Mの自己記録:13分56秒92
- 10,000Mの自己記録:28分36秒98
- 2023年の箱根駅伝で5区(山区間)を走り、70分45秒で区間4位
山川選手も山区間への想いは、強い選手です。
山川は長野県箕輪町出身。「昔から平地のほうが少ないような場所で練習してきました。と言い、高校入学頃から「箱根駅伝の上りを走りたい、“山の神”になりたい」と、5区を熱望してきた。
駒大往路Vの立役者 1年生クライマー山川拓馬「高校入学時から“山の神”になりたいと思っていた」/箱根駅伝 | 月陸Online|月刊陸上競技
長野県出身ということもあり、山への特別な気持ちは、小さい頃からあったようですね。
満を持して、望んだ初めての山登りは、好成績を残してます。
産まれながらの山育ちの山川選手は、今年の山登りはどんな走りを見せてくれるのでしょうか?
早稲田大学 工藤慎作
【箱根駅伝】早稲田大の“山の名探偵”工藤慎作が力走 市販メガネを曇らせながら順位押し上げ - 陸上写真ニュース : 日刊スポーツ
次は、早稲田大学の工藤慎作選手です。
工藤選手の過去記録は、こちらです。
- 5,000Mの自己記録:13分56秒60
- 10,000Mの自己記録:28分31秒87
- 2024年の箱根駅伝で5区(山区間)を走り、72分12秒で区間6位
工藤選手は、その名前から『山の名探偵』と呼ばれています。
名探偵コナンの主人公の名前が、工藤新一と名前が似てるからって話なんですが…
おまけに駅伝を走る選手には、珍しくメガネをしてるんです。
そりゃあ~色々類似点が多くて、山の名探偵って呼びたくなりますよね。
過去に好走した箱根駅伝では、
花田監督が命名した"山の名探偵" (メガネをかけて走る風貌が漫画『名探偵コナン』を連想させたのが理由)のニックネームがX(旧Twitter)のトレンドに上がるほど話題にもなった。
"一般組"伊福陽太&"山の名探偵"工藤慎作がチームに活気を注入! 箱根駅伝トップスリー返り咲きへ早稲田大学が春から好調 (3ページ目) | web Sportiva (スポルティーバ)
っとあるように、大きく話題になりました。
2025年の箱根駅伝でも好走をして、2回目の山の名探偵バズりを起こしてほしいなと思います。
中央大学 山崎草太
箱根駅伝:中央大まさかの往路13位、直前に風邪流行…登録16人中14人が発熱やせき : 読売新聞
次は、中央大学の山崎草太選手です。
山崎選手の過去記録は、こちらです。
- 5,000Mの自己記録:14分01秒54
- 10,000Mの自己記録:29分46秒48
- 2024年の箱根駅伝で5区(山区間)を走り、73分23秒で区間14位
2024年の箱根駅伝の5区を走って、区間14位。
あまりかなって思う気持ち…わかります。
ただ、この時の山崎選手、体調が万全ではなかったそうです。
それでもしっかり走りきるってのが、凄いですよね!
過去のこの5区の区間で、リタイアする選手やリタイヤはせずとも明らかにふらふらになってる選手を見たことがあります.
それだけ過酷な山登りなんです。
しかし山崎選手は体調不良の中、山を登りきったこの経験は、体調万全で望む時に大きくプラスになると思います。
あの時よりも苦しくない身体が軽いぞって見たいな感じで!
なので、伸びしろ充分な山崎選手に要期待ですね。
東洋大学 宮崎優
東洋大は注目ルーキーが躍動 松井海斗「1年生の中でも切磋琢磨」 宮崎優「ライバル。負けたくない」/全日本大学駅伝関東選考会 - サンスポ
次は、東洋大学の宮崎優選手です。
宮崎選手の過去記録は、こちらです。
- 5,000Mの自己記録:13分56秒76
- 10,000Mの自己記録:29分25秒33
宮崎選手は、2024年に東洋大学に入学した一年生です。
この若くて勢いのある宮崎選手は、前述した新山の神候補者たちと同様に、山へ特別な感情を抱いてます。
「最終的な⽬標は箱根駅伝優勝です。それに向けて全⽇本⼤学駅伝などで⾛るチャンスがあれば、怯まずしっかり攻めの⾛りをして、チームの結果にいい形で貢献したいです。(区間は)⾃分は登りが好きなので、やはり5区を狙いたいと思っています」(宮崎)
【動画】「箱根は5区を狙いたい」ルーキー・宮崎優と内堀勇が語る“キツくて充実した夏”と希望区間「自分は下りが得意なので…」《徹底解剖:東洋大学2024⑦》 | NumberPREMIER
好きだけど、苦手ってのもあるじゃないですか?
しかし、宮崎選手と山の関係は、相思相愛にあります?
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好きだし、新山の神候補として紹介されるくらい得意って事なのでw
何にも知らないってのは、怖いことでもありますが、先入観が無い分、フラットな気持ちでいられるってこともありますよね。
そういう意味では、一年生の宮崎選手が、怖いもの知らずでグングン山を登っていき、結果区間新記録を!!…
なんてことも起きるかもしれませんね。
山の神誕生の条件とは?
【箱根駅伝】数々のドラマを生んできた5区「山登り」険しい上り坂での戦いに向けた戦略の今 - 陸上写真ニュース : 日刊スポーツ
そもそも山の神と言われるには、なにかしらの条件ってあるのでしょうか?
素人の私の予想では、山の区間の5区で区間賞を受賞した選手が、山の神なのかなと思ってます。
もしかしたら、タイム等の明確なものっあるのかもしれませんよね?
調査したところによると、山の神に明確な定義はないようです。
山の区間の5区で、歴史に残るような印象的な走りをした選手を山の神と呼ぶようです。
元祖山の神の今井正人さんを例に挙げると、
順天堂大2年生のときに出場した2005年第81回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で5区に起用された。厳しい上り坂区間にもかかわらず、驚異の11人抜きを果たし、区間記録を大幅に更新した。
翌2006年も5区を走り、5人抜きで区間賞を受賞。同大学17年ぶりの往路優勝に貢献した。
陸上部長距離ブロック主将として臨んだ2007年も5区を任され、自らが持つ区間記録を大幅更新。同大学に2年連続往路優勝、6年ぶりの総合優勝のタイトルをもたらした。
今井さんがゴールし、往路優勝が決まった瞬間、日本テレビの中継で「山の神、ここに降臨! その名は今井正人!」という実況が流れた。以来、「山の神」は5区で3年連続区間賞を獲得した今井さんの代名詞となった。
逆境でも走り続けた「山の神」今井正人さんインタビュー
3年連続区間賞は、素晴らしいし凄まじい記録ですよね。
山の神へのハードルはかなり高そうなことから、一朝一夕で誕生するようなものではないことが、よくわかりましたね。
2024年は誰が5区(山区間)を走った?
去年2024年の5区は、どのような選手が走ったのかおさらいしておきましょう。
順位 大学名 | 区間順位 学年 |
1位 青山学院大学 | 2位 若林宏樹 |
2位 駒澤大学 | 3位 金子伊吹 |
3位 城西大学 | 1位 山本唯翔 |
4位 東洋大学 | 10位 緒方澪那斗 |
5位 國學院大學 | 17位 上原琉翔 |
6位 法政大学 | 8位 細迫海気 |
7位 早稲田大学 | 6位 工藤慎作 |
8位 創価大学 | 9位 吉田響 |
9位 帝京大学 | 20位 尾崎仁哉 |
10位 大東文化大学 | 4位 菊地駿介 |
以上が、『【箱根駅伝2025】山の神は誰になる?新たに山登りを制する注目選手を調査!』って話でした。
山の神候補とされている選手を、色々紹介しましたが、結果はどうなるのか楽しみですね~。
定義は曖昧なのが、山の神なので2025年に誕生するのかもわかりません。
各選手たちには、自分の実力を十分に発揮し、結果として山の神になったみたいな未来があると嬉しいですね。
沿道では、応援できませんが、TV越しで応援したいと思います。